奈良生駒の女性行政書士 「すみれ行政書士法務事務所」の野村早香です。
ブログをご覧いただきありがとうございます。
私は屋号の由来を聞くのが好きです。
何かしら思いをこめておられるので、会社設立のご依頼いただいたときや、はじめましてのお客様にはタイミングがあえば聞くようにしています。
今回、お客様のご紹介で記帳代行を行うことになりました。
屋号には、ご夫婦のお名前からイニシャルをとって、つけたそうです。
個人事業主のかたで、旦那様が社長、奥様がいままで会計を担当されていたとのこと。
ところが、奥様がご病気になり、まだお若いのに余命宣告を受け、急遽のご依頼でした。
かける言葉が見当たらない、絶句状態の私は気の利いた言葉の一つもかけられず。
ソフトを使って記帳しておられたのですが、データの中身がとてもきっちりしていました。
通帳の使いわけなども、多からず少なからず、適切なわけかたでした。
まさしく夫婦二人三脚で、これまで事業をされてきたのがわかりました。
まだお若く、気丈なお二人を見るとつらいものがあります。
「とてもきっちりされていることがわかりましたので、引継ぎは大丈夫です、ご安心ください」とだけお声がけしました。